旧 ホテル白崎 ~救助。そして修羅場へ~

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カレン 「あ、あの…あの!?」 加賀保はどうしたと言うのだ? 一華 「どうしたの?」 カレン 「い、一華さんは柊さんの恋人なんですか!?」 オイオイおいおいおいおいおい!? あの娘、急になにぶっこんでおるのだ!? 佳乃 「ああ…それ私も気になってました。まぁ関係ないですけど」 神楽坂は気になると言ってみたり、関係ないと言ったりどっちなのだ!? その目はあきらかに興味津々ではないか!? 狗郎も急な質問に困ってる様子。 急にそのような質問をなげかけるから一華も……一華も……腕組みをして興味津々な眼差しで狗郎をみている。 影狼 「兵吾!?」 明津 「こっちに振るな!?」 それは確かにそうだ。 一華 「狗郎、どうなの?」 あまり詰め寄るな、一華!? 一華 「ん?狗郎、ポケットから何かでてるわよ?」 我と明津が見守る中、話題をそらしたのは詰め寄った一華だった。 狗郎のポケットからはみ出る紐をつかみそれを目の高さまで持ち上げた。 !? 出てきたのは神楽坂が狗郎になかば無理矢理持たせた御守りだった。 その御守りには両面に文字が書かれていた。 我には見える。その御守りに書かれた恐怖の文字が!? あんなものいったい何処で手に入れた!?
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