地中を這い駆ける巨躯

121/122
645人が本棚に入れています
本棚に追加
/2888ページ
藍 「アア可笑しい…藍、魅了なんて使ってないのに欲情しちゃって。クスクス」 涼 「………え?それはどういう…」 藍 「藍がお姉ちゃんや仲間に魅了使う訳ないじゃないですか?まあ狗郎様にはちょっと暴走しちゃいましたけど」 使ってない?私に魅了を使ってない? つまり私は…藍に…素で欲情? 嘘だ!?それは恥ずかしすぎる!? 涼 「う、嘘つくな!?」 藍 「嘘じゃないですよ?クスクス」 藍の言葉に羞恥心でカッと顔が熱くなった。 確かに藍が嘘をつくとは思えない…お姉ちゃんや仲間に魅了は使わない? って事は佳乃は素の藍に欲情…私も素の藍に欲情…佳乃は姉妹…私は女同士…私は…レズビアン!?いや、バイセクシャル!? 藍 「涼は変態ね。はい、ワインどうぞ」 私は藍から注がれたワインを一気に飲み干した。 羞恥心でワインの味なんかさっぱりわからん!? おまけに変態呼ばわりされるし…いや、私もあの時佳乃を変態呼ばわりしたし自業自得か。 涼 「………ん?変態?…まさか…藍、お前…」 藍 「お姉ちゃんを変態呼ばわりしたそうですね?これはその仕返しです。フフフ」
/2888ページ

最初のコメントを投稿しよう!