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藍
「アア可笑しい…藍、魅了なんて使ってないのに欲情しちゃって。クスクス」
涼
「………え?それはどういう…」
藍
「藍がお姉ちゃんや仲間に魅了使う訳ないじゃないですか?まあ狗郎様にはちょっと暴走しちゃいましたけど」
使ってない?私に魅了を使ってない?
つまり私は…藍に…素で欲情?
嘘だ!?それは恥ずかしすぎる!?
涼
「う、嘘つくな!?」
藍
「嘘じゃないですよ?クスクス」
藍の言葉に羞恥心でカッと顔が熱くなった。
確かに藍が嘘をつくとは思えない…お姉ちゃんや仲間に魅了は使わない?
って事は佳乃は素の藍に欲情…私も素の藍に欲情…佳乃は姉妹…私は女同士…私は…レズビアン!?いや、バイセクシャル!?
藍
「涼は変態ね。はい、ワインどうぞ」
私は藍から注がれたワインを一気に飲み干した。
羞恥心でワインの味なんかさっぱりわからん!?
おまけに変態呼ばわりされるし…いや、私もあの時佳乃を変態呼ばわりしたし自業自得か。
涼
「………ん?変態?…まさか…藍、お前…」
藍
「お姉ちゃんを変態呼ばわりしたそうですね?これはその仕返しです。フフフ」
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