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一際大きな轟音。 天井が崩れる。 何もかもが崩れ落ちていく。 大きな『足』が、そこに在る全てを踏みにじっていった。 跡には、元がなんであったかもわからないような、残骸だけが残った。 彼らがいたことを示すものは、そこには何もなかった。 それでも、すこし前まで彼らはそこにいたのだ。
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