第1章

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クーラーがガンガンに効いていて目が覚めるにつれ寒くなった。 リモコンを探して見つけると布団から出て温度を上げた。 愛花に何度か声を掛けて起こした。 「ごめんダウンしてしまった」 「ううん、それより大丈夫?」 「二日酔いだよ(苦笑)帰りたい」 「じゃあ帰る?」 「帰りたいけど千香さん達寝てるよね?」 「大丈夫、起きたら勝手に帰っていいって言ってたし(笑)」 「いいのかな?」 「起こす方が悪いやろ(笑)帰ろ」 真依と愛花は帰り仕度をした。 布団を畳んで簡単に乱れた髪を整えて、静かに廊下に出て玄関に向かった。
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