愛してる・・

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僕「窓の外を、眺めるのが好きなの?」 「どうだろうな・・ただ見たくなるだけだよ。」 僕「何か飲み物でも買って来ようか?」 「じゃあ、いつものをお願いしようかな。」 部屋を出て、オレンジジュースを買った・・ 戻ろうとしたら声をかけられた・・。 「祐樹君・・無理に会いに来なくてもいいのよ?」 僕「無理はしていませんから。」 「そう・・私は少し辛いわ・・ あの子は・・心配をかけないよう無理をするから。」 僕「絵里は、そういう人ですから・・。」 部屋へ戻ると・・微笑みを浮かべ待っていた・・ この笑顔が消えてしまわないと願いたい・・。 「ありがと、お母さんと話してたの?」 僕「少しだけどね・・。」 そうと言って・・また窓の外を眺めている・・
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