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「そんな感じで、この先1人で大丈夫なの?」
ワザとらしく・・笑って言う・・
僕「笑えないような事を・・言わないで。」
「怒らせちゃったかな・・。」
愛してる・・そう言いたいのに・・
何故か涙が溢れて・・言えなかった・・。
「泣いてるところは、初めてみたなぁ。」
僕「ごめん・・少し頭を冷やしてくるから・・。」
病室を飛び出し・・真っ暗な闇を走った・・
まだ明るい時間なのに・・暗くて仕方がない・・。
愛してる・・ただそれだけ言いたかった・・
彼女と・・一緒に暮らしていけると思っていたのに。
全てが色あせて見えて・・
何もかもが・・もう目に入らない・・。
どうして・・なんで・・
誰に・・何に問いかけてるのかすらわからない。
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