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シオン「勇者だからレベルのわりにステータスは高いけど、さーちゃんの相手するには足らないよね」
ソウ(そもそもレベル差がありすぎて補正入ってもどうしようもない気がする)
クオン「つーか、レベルが低くても勇者だから、あの兵士たちじゃ敵わねぇぞ?どうすんだ?」
だよねぇ?なんだって勇者が復讐者と一緒に居るんだか……
サエキ「よし!君たちこれに着替えたまえ!」
装備を3人に渡して、俺も装備を換える
サエキ「魔王装備換装!」
そう!モードチェンジ・魔王!
サブ職を魔王にして準備は完了
久遠たちも着替えたようだ……まぁ、四天王としては一人足らな『呼ばれた気がしました』
サエキ「……サシェさん、別によんでないけど?」
サシェ『四天王には一人足りませんよね?お任せください、四天王としては最弱!見事に演じてみせましょう!』
あ、うん
サエキ「よし!じゃあ任せた!」
キース君よりはましだと思おう
シオン「じゃあ行こっか!そーれ!」
至恩がニコニコ笑って炎の槍を勇者たちと兵士たちの間に放った
そして、大爆発である
サエキ「………ふはははははははっ!」
「な、何者だ!」
兵士たちの一人が叫び、皆が俺たちを見た
サエキ「我は魔王!世界を滅ぼす者!我が宿敵たる勇者よ!ついに見つけたぞ!貴様が成長しきる前に我が直々に消してやろう!」
うん、凄い混乱状態だ
ちょっと弱めの光線を、勇者に向けて指から放つ
「なっ!?俺だと!?」
光線を避けた勇者は凄く驚いてる
あれ?自分が勇者だって、知らないの?
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