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私とメイド長は念話で話していた事は顔には出さず、一人何も分かってないといった様子のメイドに話しかける。
「セレンと言ったな。赤ん坊を二人、面倒見れるのか?」
「は、はい。先輩方達に色々聞きながら頑張っていきます」
「そうか…魔王様の事よろしく頼んだぞ。
メイド長、魔王様をお部屋にお連れしろ。私は溜まった仕事をしてくる。魔王様が目を覚ましたら教えてくれ」
「かしこまりました」
一礼してメイド長は魔王様と赤ん坊を連れているメイドを伴って、謁見の間を出ていった。
私も魔王様の椅子に一礼してから謁見の間を後にした。
~宰相Sideend~
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