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「衣装はお父さんが縫います!!」
「!?」
捺さんは瞳を円くして私を見つめる。
「結婚は一生に一度のコト。
私のウエディングドレスはお父さんがデザインし、
縫う約束をしていたんです」
それは幼い頃からの夢だった。
元はデザイナーだったお父さん。
幼い時の洋服はほとんどお父さんがデザインし、
縫った服ばかり。
「と言うワケだ。
支配人。
後はカフェでお茶して帰る。
綿密な打ち合わせは後日に」
「承知しました。
桐生社長」
私達の支配人は2階のフロアで別れた。
2階のフロアにあるカフェに入り、
休憩する。
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