《結婚編2》(6)妻としてのレクチャー

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「留奈ちゃん、 これなんてどう?」 お継母さんの選ぶ下着に目を疑った。 どれもこれも下着の面積が狭いんだもん。 隠したい所隠れてないし、 下着としての機能を完全に失っている。 「まぁー勝負下着としてはいいわね・・・」 お継母さんは一人で納得していた。 「お継母さん!?」 私よりもお継母さんの方が楽しんでいた。 私よりも捺さんとの結婚にも乗る気だし、 一層お継母さんが捺さんと結婚すればいいのに。 お継母さんにはお父さんがいるか・・・ 二人は高校時代に交際していて、 偶然街で出会ってよりを戻して結婚した仲。 未だに時間があれば、 二人で映画を観に行ったりと恋人気分を味わっている。 私はお継母さんのお薦めする下着を全部購入した。 自分では恥かしくて、 着れない下着ばかりだけど・・・きっと全部タンスの肥やしね。
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