(10)新たな物語

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私は二人にペットボトルのアイスコーヒーをグラスに淹れた。 「コーヒーをどうぞ」 「ありがとう、 夕食は食べたの?留奈さん」 「いえ・・・まだです」 「そっか・・・」 「トーマお前は邪魔だ。 帰れっ」 「な、 捺さん!!?」 捺さんは濱部社長に対して本当に失礼な態度を取る。 「そうだな・・・二人で色々と話したいだろうし、 俺は帰るよ」 濱部社長はアイスコーヒーを一気に飲み干して、 腰を上げた。 「じゃ、 また・・・留奈さん何かあったら、 いつでも相談に乗るよ」 「余計なコトは言うなよ。 早く帰れっ!」 捺さんは最後まで邪険に扱い、 帰した。
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