《結婚編2》(6)妻としてのレクチャー

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当時、 お父さんの秘書だったお継母さん。 私もお父さんの態度に不安を感じていた。 そんな折に、 二人は結婚した。 私は心から二人の結婚を祝福し、 維月の誕生も喜んだ。 お継母さんの為にも、 お父さんへのキモチは断ち切らなければならない。 捺さんと知り合い、 そのキモチはお父さんを異性として意識し、 好意を持っているのか曖昧にさせていた。 今の私の心の中では、 捺さんの存在の方が日に日に増していくのだ。 出来れば、 私は捺さんをスキになって結婚したい。 ーーーーーーー互いに愛し合って神の御前で愛を誓い合いたいのだ。 それが結婚だと思っている。 でも、 そこまで行くには時間が必要。 なのに、 私達にはその時間がない。
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