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 自分を見失いそうな恐怖と、その危険を敢えて冒したくなるような誘惑に満ちた奇怪な楽曲。  一体どんな人間がこんな曲を作ったのだろう。  人間?いや… 「メフィストフェレスより、か…」  エンリはもう一度走り書きの言葉を口にしてみた。  然り。悪魔の仕業と言われても何ら不思議はない。
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