手帳

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しばらく見ていると、奇妙な文章が目についた。 その内容はこうだ。 「今日、手帳を拾った。 前半はスケジュール表だったが、好奇心から読み進めていくうちに、奇妙な文章が目についた。 「なんだ、これ?」 と思いながらも、最後まで読んでしまった。 手帳の最後は血で終わっていた。 気持ちが悪くなって、手帳を捨てた。 瞬間、携帯が鳴った。 非通知だった。 「なんだろう?」 そう思い、電話に出た。 「もしもし?」 電話の向こうから、低く重い声が聞こえた。 「オマエハ、モウ、終ワリ」 意味がわからなかった」
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