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当時あたしには
裕也さん【仮名】って彼氏がいた
でもデートはしてくれない
迎えにはくるけど
誘いがあるのは
自分が欲求不満な時だけ
あとはメール、電話
両方とも一切無し
彼女なんかじゃない
まるで性欲処理…
最初は幸せで
ゆうさんにノロケていた
でも…６月くらいだったかな
裕也さんの運転で
夕方ドライブしてた時
何故か突然ゆうさんのことを
考えちゃって…
その時から
『本当に裕也さんが好き？』
そんな自問自答が始まった。
好きだと思ってた
だけど違うんだ
ゆうさんに会えない悲しみを
裕也さんにぶつけてただけ…
正直、裕也さんに抱かれてる時
頭の中は
ゆうさんでいっぱいだった
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