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「っ、ぁ、あっ!」
頭の奥が白く弾け、同時に体中を走った快楽に、張りつめていた下半身が慎也の手中で弾けた。
「まじかよ、首噛んだらイクんだ?」
「う……」
「たまんねえわ、あんた」
足が震えて今にも崩れそうだった恭一を、慎也はベッドに投げる。抵抗する暇もなくのしかかられ、今度は首を舐められる。
「い、っ、んっ」
「声噛むな、他には聞こえないんだから」
「君には、聞こえるっ」
「だから、聞かせろって言ってんだけど」
「あっ! いや、だ」
「はっ。今更強情」
薄く笑った慎也は恭一のシャツの前を一気にはだけると、無理やりたくしあげ、頭の上で腕を束ねて手首で結んだ。軽い拘束に呆然としながらも、恭一は喉を鳴らす。
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