ある日の昼休み

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昼休みが終わり、職場に戻った夏実は考えた。 自分はるみ子のように100均でフルメイクをこなす自信はない。 ファンデーションを試しに買ったことがあったがすぐに肌が荒れたのだ。 A社と比べると雲泥の差である。 もしもるみ子がA社のメイク用品を使ったらどうなるんだろう。 100円であそこまで決まるんだ。きっともっと映えるに違いない。 今日の仕事が終ったらるみ子を薬局に連れていこう。 夏実は決意に身を燃やした。
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