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私は惑星レミンの監視の任務を解かれ、銀河辺境部に位置する惑星レミンから、銀河中央付近にある恒星のなかの未開惑星に向かっていた。
その惑星の地下深くから、15億年以上前の物と思われる遺跡が発見され、銀河パトロール隊の中で屈指の考古学研究者の私が派遣された訳である。
未開の惑星に到着して、発掘調査団の指揮をとっている研究者に挨拶を行う。
そのあと指揮をとっている研究者に連れられて、遺跡に向かう。
そこで私は、私の目に映った物を見て思わず言葉を発してしまう。
「そんな…………嘘……だろう…………」
私の目に映ったのは、今まで研究していた惑星レミンの10億年以上前の遺跡から発見された物と、瓜二つの物だったからである。
怪訝な表情の案内してくれた研究者を無視して私は、改めて遺跡全体を見渡す。
遺跡の一方の壁に文字が書かれていた。
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