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光に満ち溢れた世界の静かな夜。聖地であるGARDENは夜空の星々が照らしていた。
そのGARDENにて星空を眺める1人の青年がいた。
純平「今日も変わらない、平和な1日だったな」
【春茉 純平】。その左手には赤いクォーツが埋め込まれたブレスレットが煌めいていた。
純平「はぁ~あ」
純平がいるのはGARDENの裏にある高台の一角。アクビをした後、後ろに寝そべった。
するとそんな純平のところに1人の女性が現れ、眠る純平をゆっくり覗きこむ。
敦子「わッ!!」
純平「うぉッ!!」
大声に驚き、飛び起きる。女性はその様子を見て満面の笑みを浮かべた。
【雪村 敦子】。主人公の1人で右手には青いクォーツのブレスレット。
純平「脅かすなよ 敦子」
敦子「油断大敵♪ 気の緩みは危険を招くよ」
敦子は純平の隣に腰を下ろした。そして同じように星空を見上げる。
敦子「今日も終わったねぇ」
純平「だなぁ。あ!流れ星」
純平が指差す方向を見ると、きらびやかな星はどこかえ移動していくかのように動きだし、やがて消えていった。
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