(29)同窓会

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夏休みを終えて、学校では2学期が始まった。 私は久し振りに椿ちゃんとファミレスでお茶をする。 「もうすぐ文化祭ね・・・」 「留奈、少しやせたわね」 最近ダイエットを始めた。 椿ちゃんの言葉でダイエットの成果が感じられ、嬉しい。 捺さんに依存するなと言われても、やっぱり私は捺さんに依存してしまう。 自分の全てを捺さんの色に染めてしまう。 「烈君が居なくなって寂しいけど…ウチの学校にあの白石ツインズが編入して来たのよ!!」 「ええ~っ!?」 リンとシンがウチの学校に編入!!? 「留奈が退学したコト知って、ショック受けてたわよ。特にリンが・・・」 「あ、そう・・・」 まさか、今でもリンは私のコトを・・・ 私はリンをフッたワケだし、それは有り得ない。
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