(32)社長と秘書

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設楽ほどの男が俺の下でずっと秘書を務めるのは勿体ないかもな。 「江上会長が紹介する大物政治家とは誰だ?」 「明国党の副総裁・細谷衆議院議員です」 「ふうん、じゃ俺は伊集院衆議院議員をお前を紹介してやる」 「!?」 「今はまだ、顔見知り程度だけど・・・その内に仲良くなってやるから、それまでは俺の秘書で我慢しろ。設楽」 「社長・・・」 亜子か・・・ 彼女はもう昔のオンナーーー・・・ 今の俺は留奈しか見ていない。
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