6/6
前へ
/6ページ
次へ
僕がハルキの弟であると知らず、ユナは僕に飛びついて、抱き締めた。 そして僕の肩口に顔を埋めて、僕のことをこう呼んだ。 「ハルキ…………!」 僕はユナ越しに、リビングへと続く廊下を眺めながら、虚しさを噛みしめた。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加