第1章

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 そんなことなんて 当の本人は 少しも分かっておらず いつも通り なんだか わからないが 多分 何かの アニメのストラップを 五つほど 制服の ズボンに 着けていたのであった。  そして 太りすぎて 無駄な ぜい肉を ふるわせていたのであった。  その 内田冬彦が 「だって 空野くんは あれから  すごく 考えこんでいて とても  話しかけにくかったんだ。  でも 今 言わなかったら もう  この 話題は 言い出せないと  思ったからさ。 」 と 言ったので 空野陽は 「別に高遠さんを 助けようと思って  助けた訳じゃないさ。  たまたま 助けた形になった  だけなんだ。
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