第1章

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 4 ( 放課後の玄関で )  空野陽が 玄関に着いた時 高遠真紀は 携帯電話で 何か している所だった。  それを見た僕は しまった 待たせてしまった と後悔して もっと はやあしで 急いで来たら 良かったと 思っていた。  そう思っていたが 彼女が多分 僕のことを 待っているであろうから こちらから 声を かけるべきで あろうと思って 勇気を ふり しぼって 思い切って 声をかけた。 「ごめん 高遠さん。 もしかして  僕を 待って いてくれて  たんですか?もし そうなら  本当にごめんなさい。 」
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