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と 謝りつつ 高遠真紀の出方を
うかがったのだった。
高遠真紀の方はというと
どうしてか 僕の名前を知っていて
「あっ 空野くん。
少ししか待って
ないから 大丈夫だよ。
それより とても重要な 話しが
あるんだけど 今 空いてる?」
と 切り出して 来たので
僕は 急ぐ用事もなかったが
疑問に 思ったことを 聞いて
みたのだった。
「今 空いていますけど 何か
僕に 用事がありますか?」
そう言うと 彼女は ふふっと
少し嬉しそうに 笑ったかと
思うと こう言って 人影の無い
所まで 連れて行ったのだった。
その内容とは こうだった。
「空野くんに 今 用事がないなら
ちょっとこのまま 玄関を
一緒に出て 校舎の裏まで
一緒に 来て欲しいんだ。
」
と 少し強めに言われて 僕としては
まあ 簡単な用事だろうと 軽く考えて
「わかったよ。
僕で良かったら
行くよ。
」
と まあ軽いノリで 答えたので
高遠真紀は
「良かった。
じゃあ着いてきて。
」
と 早速 校舎の裏まで 一緒にと
いうか 少し離れて 歩いた。
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