第1章  命がけの直談判

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その人の大きな手が 左の乳房を無遠慮につかんだとき、   やっとのことで悲鳴が出ました。 「や、やめて下さい」   「上等なシルクだな。 華村グループのお嬢様か。なるほど?」   「ひ……」   両手の自由があっても、 抵抗したらなにをされるか分かぬ恐怖。 のしかかられた体の重みに、 なすすべもなく。
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