第2章  条件

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しっしっ、と手を払う仕草。 くッ。 人の足もと見やがって! こうなったら私も意地です。 「わ、分かりました。 その条件飲みましょう! ですが最初に申し上げた通り、 私は貴方とセックスする気は ありません!」 「……お前おもしれぇな」    うん? 私いま何か変なこと言いました? 「あと申し遅れましたが、 私は花村香歩と申します。 以後お好きに呼んで下さいませ」 「そりゃいい心がけだな。  そんじゃまずは、服脱げ。香歩」 「は?」 「要はヤんなきゃいいんだろ。 裸くらい見せろよ」 「なっ!?」
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