舌打ち

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あるカップルが久しぶりに遠くの街へドライブに出掛けることにした。 その街は山を1つ越えた先にある。入り組んだ道なのだが、道路標識や看板があるため道に迷う心配はない。 山を越え、街に着き、普段見かけないような物を買ったりレストランで食事をしたりと、十分楽しんだ。 帰りは随分遅くなり、深夜1時頃になってしまった。 車を走らせる。道は暗く、昼間とはまったく違う道に見えた。彼女が眠そうにしていたので後部座席に移らせ、再び車を発進させた。
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