交わる

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目が覚めると、朝だった。 横にはこたも寝ている。 「いた…い…」 地味に…ではない。 そうとう派手に腰と交わった部分が痛い。 なんとなく想像はしていたが、それ以上かもしれない。 こたと、セックスした。 心は満たされ、体も今までにないほどの快感を覚えた。 それでも、俺にはまだ、やらなきゃいけないことがあるのはわかっている。 まともに座れないから、片方に重心を寄せてベッドに腰掛ける。 ふと、体が綺麗になっていることに気付いた。 床も、ゴミがない。 こたを見ると、昨日脱いだシャツを着ている。 きっと、こたが全て片付けてくれたんだ。 こた… 寝ているこたの額に軽くキスをして、机の上に置いてあったスマホを手に取った。
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