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「自信がついたのか…」
yamaさんが、少し眩しそうに目を細め、俺を見つめる。
「俺とこたは、付き合うとか、恋人同士とかそんな簡単な言葉に収まる関係じゃありません。
それ以上に大切で必要な存在です。
ただ、yamaさんだって、俺にとって大切で必要な存在です。
ただ、これから付き合い方を変えないといけないのは事実で…それをyamaさんが許してくれるのであれば、なんですけど…」
「のろけてんのかくどいてんのか…どっちだよ。」
鼻で笑いながらそう言うと、最後に大きく息を吐くyamaさん。
「弟くんは、それで納得すんの?」
「納得させます。」
「さすがお兄ちゃん。」
「これからも、俺の師匠でいてほしい、です。」
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