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「言っただろ。タイミングだって。
うますぎるくらいのタイミングだけどな。
あいつ、俺が好きなのは蓮斗だ、ってくらいじゃ、全然諦めそうにないからさ。少し、付き合ってみるわ。
暇つぶしにもなるだろ。」
yamaさんは、暇つぶしなんて言ってるけど、きっと龍さんはそんなつもりじゃないし、きっとyamaさんもすぐに本気になりそうだ。
都合のいい想像かもしれないけど、目の前で笑っているyamaさんを見ると、ただの想像で終わらない気がする。
「って訳で、また、近々、イベントの日程知らせるから。」
話はこれで終わり!とでも言うように、タバコを地面に落とし、足で踏みつける。
そして、
「あいつ、そわそわして待ってるんじゃねーの?」
と、こたの方を顎でさす。
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