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はは…
「ははは…あはははははーー!!」
なんだか、笑えてくる。
こんな風に言い合いしているところは、本当にただの弟達なのに。
「あー、なぁ、今度、3人で一緒に帰ろうか?」
自然と口から出た。
「帰ろうかって言われても、俺ら、最近出て来たばっかりだけどな。」
健斗にバッサリ斬られるが、
「うん!みんなで帰ろう!絶対、とーさんとかーさん喜ぶって!」
こたは、尻尾を振って喜ぶ。
「じゃ、俺とこただけ帰るぞ!」
健斗の食い付きが欲しくて、わざと拗ねるふりをする。
「いいんじゃない?そうやって、二人で行動するとこたくさん見せれば。」
食いついて来ないが…
「あ!それいいね!」
健斗のフリにこたが食い付いた。
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