其の四

11/11
前へ
/108ページ
次へ
すると俺は、じいちゃんや父ちゃんが着てる ような着物に着替えいた。 白い着物に藍色の袴だ 樹月さんは、ニコニコして 「では!」と手を振って消えた。 樹月さんは、とても気品のある聡明なお方だなぁ と思い、俺は、石舞台の上でじっとその時を待った。 するとより月の光が明るくなり、 月から一筋の光が石舞台に降りてきた。 俺は、あまりにも眩しく目を閉じた。
/108ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加