第1章 出逢い

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「やっと、入試終わったー!」 ようやく高校入試が終わったと喜んでいる私、伊藤千晃。 中学を卒業してからというもの毎日のように勉強に追われて…。 それも、今日で終わり!と言いたいとこだが… 「千晃?来週はクラス決めテストだよ?」 ガーン。まだまだテストは残されていた。 私に衝撃の事実をどや顔で言ってきたのは、親友の宇野実彩子。中学では、同じ部活で頭もよくて。尊敬できる自慢の親友。 そして、私が通うであろう高校は鳥詠高校と言って、県内でも有名な高校の1つ。なんでも、噂では県教委に力を入れられているとか…。 そんなダルいような高校を選んだ理由。私は専門学校に進みたくて、そしたらこの高校がいいって聞いて。少し頑張ってみようと思ったんだ。
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