第1章

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A 「見て! あそこに虹が出ている――」 遠くの空に虹を見つけたエリスが、私に飛びつきながら教えてくれた。 B 「本当だ、綺麗ね」 A 「私達のシンボルカラーだね」 その言葉を聞き、私はエリスを抱きしめ、その可愛い唇にキスをする。 良い時代になったわ、私達みたいなカップルが道の真ん中でキスをしていても、奇異な目で見られることが無くなったのだから。
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