そちらがその気なら私はそれを利用しましょう

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『遅いぞ!!琥珀!俺を待たせたらいけないんだぞ!!』 閻魔大王の座るべき玉座にドカッと腰を据え、私が来るなりキャンキャン吠えるのは‥ 「ちょっと待って下さい。なぜ、あなたが此処に…?勇者様」 そう‥ ちょっと前に、元々いた世界とは違う世界に勇者として召喚された彼は黒いボサボサの髪に話が通じない自己主張の強い少年‥ 彼は元々の世界で、とある学園に転校してきたばかりだったが、自分はよくモテていたと確か、そのような話を自慢していました。 彼は生徒会?とかいう人達の為に親衛隊?とかいう集団と対峙してた時、足元が光り、異世界に勇者として召喚されたという話をしていたのを記憶を手繰り寄せ、思い出した。 .
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