小説「小説の書き方」世界文学案内

第1章

「要約した指針から、文章を発展させていくやり方と場面から次を考えさせるやり方がある。抽象から具体へと考えるやり方と具体的なことを積み重ねて行くやり方だ。欠けたストーリーをつじつまが合うように補っていくんだ」

「前から後ろを考えていってもいいし、後ろから前に戻って考えることもありますね？」

「読む人に過不足なく物語を語っていくために、いろいろと工夫してみるといい」