『狐に嫁入り!』

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「じゃあ、私と結婚するかい?」 20歳の誕生日間近、私にそう言ったのは小さい頃から友達のお稲荷様でした。 お稲荷様――御稀津朔哉と出会ったのは小学校2年生のとき。 山で迷子になった私を助けてくれたのが朔哉だった。 それ以来、朔哉とは友達だ。 朔哉が神様だってもう理解している。 それでも、この先ずっと、友達でいられると思っていた。 けれど20歳の誕生日間近、朔哉から聞いたのは――。 ****** 2018/06/14公開 ****** 超・妄想コンテスト第77回 「神様」 参加作品
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