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「さな、橋部くんと付き合いだしたの!?」
「うん。昨日告白されて……」
「良かったね!橋部くんの事ずっと好きだったもんね!」
恋なんてどうせ続かない。
そんな恋愛、私はいらない。
私は前にいる女子生徒たちの会話に嫌気がさした。
「れいなちゃん、おはよう」
「おはよう」
騒がしい教室。
席につこうとしたとき名前のわからないクラスメイトに話しかけられた。
いちいち名前なんて覚えてないけど、相手の望むような答えを言ったら話しかけてくる奴はできた。
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