2人が本棚に入れています
本棚に追加
/42ページ
三学期になって、笠乃先輩は大学入試の勉強で忙しくなった。
頭のいい先輩は有名な国立大学を目指している。
だから一緒に帰る事が減ってしまった。
それでも先輩は時間をつくって帰ってくれた。
今日も先輩と帰れないから、私は友達のはるなと一緒に帰ろうとしていた。
「れいなー帰ろー」
「あれ……?はるな!ちょっと待って!」
「どうしたのー?」
「ごめん!音楽室に忘れ物してきちゃったみたい!すぐ取ってくるから昇降口で待ってて!」
「わかったー!」
最初のコメントを投稿しよう!