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図書室の隣の図書準備室で二人きりでご飯を食べる。
「わ、崎川さんのお弁当うまそう!」
「……」
「ウィンナータコさんじゃん!」
「……」
「な、なぁ、怒ってる?」
「……別に」
「俺なんかした?」
「……別に」
「……ごめん。だからなんか喋って…」
あーもううるさい
「ご飯くらい静かに食べさせてよ!」
「あ、そっか、ごめん!」
そう言うと気まずくなったのか椎葉くんは急いでご飯を食べはじめた。
「うっ……ゴホッゴホ…」
「もう。そんな急いで食べるから」
「ご、ごめん。」
「最初から黙って食べてれば良かったのに」
「ん、ごめん」
「あははっ」
なんか必死に食べてる椎葉くんを見てたら笑ってしまった。
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