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とある無人島に不自然にもそびえ建つビルの一室。
「よく来たな零、壱。お前達二人を呼んだのはある場所の調査へ行ってもらうためだ。」
対面する2人に向かい高級感漂う黒いソファに腰掛ける男が声を発する。
男はWICとゆう組織のリーダーで通称ボス
黒いスーツ姿で60代前後。
白髪混じりのオールバックでただならぬオーラを放っている。
「ボスある場所とは?」
不敵な笑みを浮かべながら声を発する男。
名前は竜崎 零(りゅうざき れい)
年齢26
黒いスーツ姿、髪は黒髪でマッシュ×ウェーブ、身長185cm程のモデル体系で引き締まった身体をしている。
切れ長の一重の目は全てを見透かしているかのようだ。
「あ~零とセットで呼ばれるなんて嫌な予感しかしねーよ。」
その男は怠そうに欠伸をしながら手を伸ばし2人の会話に口を挟む。
名前は藤堂 壱(とうどう いち)
年齢25
髪型は白髪でツーブロックショート、身長188cm、鍛え抜かれ引き締まった身体は黒いスーツ姿がよく似合う。
「我々WICの仕事は常に死と隣り合わせだぞ壱よ。特に今回の依頼は情報も少なく未知でな。実は2人には地下帝国を調査して来て欲しい。」
WIA(ワールドインテリジェンスエージェンシー)とは構成人数50人程で世界各地から選び抜かれた天才達から成る機密組織。
各地を諜報し世界の機密情報を握っている。
そんな組織のリーダーから地下帝国と言う聞き慣れない言葉を聞いた2人は唖然とした表情を浮かべボスの言葉に耳を傾ける。
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