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「驚いたか?
まぁ無理もないな。
人間が当たり前のように生活しているこの地下深くに人間と同じように知能を持つ生物が暮らしてる訳だからな。
数年前に、南極の一部に数キロにも及ぶブラックホールらしき穴が衛生画像によって映されてな、そこから未確認飛行機が何機も出て来ていた事が確認された。
まさか宇宙からじゃなく地球の内部、、こんなにも近くに居たとはな。」
ボスの表情は真顔そのもので冗談を言っているようには感じられない。
「ふははははっ
地下帝国の調査って正気かよボス?」
堪えてはいたが思わず笑いを吹き出してしまった壱
「・・・笑いたい気持ちも分かるが決して冗談で依頼してるわけではない。
それに、地底人が操作してるであろう飛行物体を見ただけでわかる事がある、我々人間よりはるかに技術が上って事だ。
いままでは我々人間に危害は加えられてない。
だが、危険な存在になりうる可能性もあるわけだ。
その危険を排除するためにお前達2人には実際に地下空間に行ってもらいその眼で情報を掴んで来て欲しい。」
にわかには信じがたい話しだが、WICとゆう世界機密組織のボスが淡々と2人に話すからには確実な根拠があるのだろう。
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