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『メカつく』への、放送前所感
メカアニメ。
日本国内の連続テレビアニメは『メカが主役』で『コミカルな動作よりもストーリー重視』の鉄腕アトムから50年以上前に始まったとして、以降は商品展開を鑑みた上で企画立案が存在し、虫プロの経験から日本サンライズが『クリエイターと経営感覚は相容れない』と会社運営の舵取りをした上で成り立つ事のできた『ガンダム』などの巨大コンテンツをはじめ、利潤を獲得するための根幹や根拠として企画書が最初の段階にある。
しかし、視聴者が作品を観賞する上で企画を念頭に措く必要性はないのだから、『メカつく』という公募企画は異質に捉えるのも当然である。何故ならば、企画を根拠にスポンサードが発生するか否かによって、制作に移れるかが決まるのだから。
制作側としては食い扶持の為の金銭の獲得も必要であるし、霞か雲を食もって夢を捻り出す事は出来やしない。提供側は、完成していない実態のないものに出資をして、利益を引き出さなければ此方もまわらないぞ、と、まずは食っていくだけの打算がありきで動きを見せる『御覧のスポンサー』である。
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