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…某年某月某日、とある住宅街…
ひゅるりと北風の吹く中、大きな夕日に向かって歩く少年が1人。
その手にはコンビニの小さめな袋が1つ。
「ひえぇ寒…、もうすっかり冬だな…」
小さく身震いをして、少年は呟く。
「早く帰って…こたつでおでん、だな」
休みの日、小腹が空いてコンビニへ。
おでんを買った帰り道。
何の変哲もない、現時点ではモブな少年Aが
この後"物語の主人公"に成り上がる事など、誰が想像できただろうか
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