第二章 平和は、すでにない

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初めて知った。そーか。春夏和美さんか。こんな状況なのに、なんだか嬉しい なんでだろう。たぶん・・・ いや、そんなわけないか それより 俺「大丈夫なんですか?」 和美「このままだとまずいな。いつかあの壁につぶされてしまう」 俺「助かる方法はありますか?」 和美「・・・」 和美「ある」 俺「どんな方法ですか?」 エス「それは私の質問に答えるだけだ」 彼女が答えるかわりに、エスが答えた。 俺「質問?」 エス「もう忘れたか?」 エス「君達はどうやってここを見つけた?」 どうしてこんな事に、こだわるんだろう?他にもあるはずだ。 例えば「お前達はカップルか?」とか「お前達は付き合って何年目だ?」とか ・・・ないな こんな状況で言うはずないよな エス「そーだ。もう一個あった」 え?まさか・・・ エス「お前達は付き合って何年目だ?」 えーーーー!まさかのフラグ回収!!
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