第二章 平和は、すでにない

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彼女「少年。君も縛られているんだぞ」 俺「あっ・・・」 言われて初めて気づいた。彼女にツッコミを入れていて、まったくわからなかった。 彼女「くすくす」 彼女は俺の初めて気づいた様子を見てまた笑った。 彼女「くすくす」 まだ笑っている 彼女「くすくす」 まだ、笑っている 彼女「くすくす」 まだ、笑っている・・・ 彼女「くすくすくす」 まだ・・・ 俺「ちょと!そこまで笑わなくてもいいじゃないですか!」 あまりにもずーと笑っているので、とうとう我慢できず言った 彼女「くすく・・。これが笑わずにいられるか?」 彼女「答えはNOだ。」 俺「でも、そこまで・・笑うことないじゃあないですか」 彼女「だって、君も縛られているのに全然気がつかな・・くすくす」 俺「言いかけて笑わないでください!」 彼女「ふぅ。やっとおさまった。」 彼女「そーいえば、少年。君の名ま・・」
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