花と再会

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それから数ヶ月過ぎた。 読んでいる本はまだまだ続きそうだ。 (そういえば今日は入学式だった…) ふと、思い出して納得。 昨日の違和感はこれか… ため息をそこへこぼして いつも通りに洗濯、弁当を用意して 珍しく食べない朝食をとったりした。 まぁヨーグルトだけなんだが… 健康がどうかというと、 (まぁ健康ではないんだろうな…) そんなことはいい。 今日はなんだか胸騒ぎがする。 本はどうしようか。 あぁそういえば、本当に今更だけど 自己紹介…まだだったね。 僕の名前は〈 〉 あんまり好きじゃないんだ とりあえず空白でいいかな? まぁいずれ何処かで…ね。 そーだな、他人より白い肌で 黒い髪が良く映えるって言われるよ。 それと同じように目も黒い。 身長は175だったっけな、まぁいいか。 痩せてて細い腕には腕輪と腕時計 腕輪はまぁ友達に貰ったものだ まぁちょっと腕から抜けそうになるのがアレだけど… と、まぁこれでいいかな? とりあえず家を出なければ… 誰もいない部屋に 『行ってくるね』 と、声をかければ返ってきたのは静寂で 僕はそれを嘲笑しながら この、家を出た…
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