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ワカマル「君、もう、どっちが敵かわかったろう?こっちにおいでよ。」
迷う理由はなかった。同じ異世界人について行くならちゃんとした組織に属してる人の方が断然だ。震える足を鼓舞してよろよろと立ち上がる。
ワカマル「うん。見た目によらずいい判断してる。」
見た目によらずは余計だ。確かに、黒髪、眼鏡、中肉中背、イケメンでもブサイクでもなく、ゲームで言うなら町民Aだけども。
街盗「まちゃぁがれ!そいつは俺らの獲物よ!例え聖騎士だろうと邪魔ぁさせねぇぞ!」
次々とナイフを抜く。相当トサカに来ているらしい。今にもワカマルに掴みかかりそうだ。
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