239人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は通過者ではなく、俺自体が異界の存在であるらしい。
この誰にも似ていない姿も、変な能力もきっと異界のモノゆえのものであった。
異物(インプラント)は、回収し異界の研究材料になっている。
生葬社は、その異物(インプラント)の回収に携わっている。
「遊部さん、俺は、遊部さんがいないと、眠ったままですよ」
昂も来るということか。
「では、行きますか」
アケミという少女がいる公園は、周囲を住宅街に囲まれた一角にあった。
結構広いもので、敷地内で野球もできそうだった。
しかし、公園内では、球技が危険という理由で禁止されていた。
最初のコメントを投稿しよう!